歴史

*創立

ベトナム航空の歴史は、1956年1月の政府によるベトナム民間航空局創立から始まりました。当時はまだ、IL-14、 AN-2、 Aero-45型機の5機のみで、1956年9月に国内線の運航を開始しました。

1976年から1980年にかけて、ラオス、カンボジア、中国、タイ、フィリピン、マレーシアとシンガポールなどのアジア諸国との国際路線を開拓し、効果的に拡大しました。この期間にベトナム民間航空は国際民間航空機関(ICAO)のメンバーになりました。

1993年4月、ベトナム国営航空(Vietnam Airlines)は国の大規模な航空運輸事業体として正式に設立されました。1995年05月27日に、ベトナム航空を中核として、関連事業を行う20もの企業を集約し、ベトナム航空総公社が設立されました。

*沿革

1993: ベトナムの国営航空会社を設立し、ヨーロッパ(フランス)への定期路線を開設。

1995: ベトナム国営航空と20もの関連企業で構成されたベトナム航空総公社を設立。

2002: ゴールデンロータスを発表し、新たなロゴの紹介、サービス品質の改善、路線拡大、機材のアップグレードを実施

2003: 最新鋭のB777型機を導入し、機材を近代化

2004: 独立勲章三等を受章。

2006: IATAに正式に加盟

2010: 10番目のメンバーとして航空連合のスカイチームに正式に加盟。

2011: ホーチミン勲章および労働勲章二等を受章。

2014: ホーチミン証券取引所で株式を売却

201504: 2015年4月01日に株式会社として正式に活動

201507: アジア初、世界第2位の航空会社として、最新鋭機エアバスA350-900とボーイング787-9を導入・就航させ、同時に新ブランドアイデンティティを発表。名誉ある労働勲章一等を受章。

201607: スカイトラックスの基準に基づき、正式に4つ星国際航空会社として認定。

201607: 戦略的投資家としてANAホールディングス(日本)の選定を完了。

201701: 証券コードHVNでUPCOMに正式上場、時価総額は市場上位に位置。

201712: 創業20年で2億人目の利用者を迎え、ロータスマイル会員数150万人を突破。

201807: 3年連続(2016,2017,2018)でスカイトラックスより世界の4つ星の航空会社に認定されました。

201811: 正式にベトナム航空初のA321neo型機を受領しており、国有者を代表する権利をベトナム交通運輸省から企業国家資本管理委員会に移管しました。

201905: HOSEに上場し、取引を開始しました。

201908: ボーイングの世界最大のワイドボディ機であるボーイングB787-10ドリームライナーを初めて受領しました。

202007: スカイトラックスより優れた新型コロナウイルス感染症対策を実施しているエアラインとして「5スター」に認定されました。

202111: ベトナム-米国間の定期直行便が就航。

202211: 第8回海外への情報発信活動大賞評議会はベトナム航空の機内安全ガイド動画『同期的反響音』を優秀賞、ビデオクリップ部門においてはMV『早く旅に出かけよう』を参加賞に認定しました。

202212: 数百万マイルを持つ顧客向けサービスを改善し、ミリオンマイラー会員カードの送付を開始しました。

20235: 2023年、Airline Ratingsにより世界のトップ20航空会社の一つに選出。

20239: APEXより『5つ星国際航空会社』賞を受賞。

2024: 2024年、Airline Ratingsにより世界のトップ25航空会社に選出。

20256: 創立30周年を記念し、首相表彰を受賞。

20257: 累計3億5,000万人目の乗客を迎えました。

*将来に向けて

2030年までに国際基準の総合5つ星航空会社となり、アジアの人気航空会社トップ10入りを目指しています。航空会社は引き続き機材と路線網を拡大し、運航効率を最適化するとともに、財務力を強化し、持続的な競争力を高めています。ベトナム航空は、デジタル化を一層推進し、新技術を活用したデジタル航空会社モデルを発展させるとともに、グリーンテクノロジーへの投資、排出削減、省エネルギー、環境保護に取り組んでいます。私たちは、絶対安全と最高水準の保安をお約束し、ブランド力を磨き続けることで、東南アジアにおける2大フルサービス航空会社の一つとしての地位を確固たるものにし、品質で地域をリードしてまいります。